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一級左官技能士  酉越 仁

1980年 奈良県大和郡山市生まれ
1995年 中学を卒業と同時に、天理市で左官業を営む叔父のもとに弟子入りをする
2000年 五年の見習い期間を終えた後、プロボクサーを目指し、大阪に出る。
2003年 足の靭帯を痛めたため、夢を諦め、再び叔父のもとで左官職人としての腕を振るう
2005年 一級左官技能士の試験に合格
2007年 結婚
2009年 二卵性双生児の息子たちの父になる
2012年 独立
2013年 息子たちの通う保育園の保護者会会長に選ばれる
2014年 仕事、そして妻の実家の建て替えと多忙の末、念願の自宅を完成させる。左官職人の家らしく内外装の壁を漆喰で仕上げる
酉越 仁の顔写真

施工可能内容

スイス漆喰の壁

漆喰について

漆喰とは日本でも古くから使われており、高松塚古墳の壁画や法隆寺など西暦600~700年頃から使われています。そして日本だけではなく世界各国でもピラミッドや万里の長城、そして古代ギリシャ、ローマ時代の遺跡にも使われた形跡があると言われています。

近年でもスイス、フランス、イタリア、スペインなどヨーロッパの漆喰も日本に輸入され注目されています。では日本の各メーカーの漆喰やヨーロッパの漆喰はどこが違うのでしょうか?

それは石灰の純度、どこまで天然素材で出来ているかです。

石灰の純度も高く100%天然素材と成分提示している漆喰はやはり値段も高いのですが、さらに健康的で優れた強アルカリ性(ph11以上)を持っています。

漆喰を内装壁に塗る事によって重厚で立体感のある壁に仕上がり部屋の調湿性に優れ、漆喰の持つアルカリ性によって空気を浄化しカビの発生も抑えます。

そしてシックハウス症候群の原因とも言われている建材やカーテン、カーペット、新しい家具から発生する化学物質の吸着、そしてカビの発生も防ぐ事により特に小さいお子様がおられる家庭ではお勧めします。

古くから世界各国、そして日本でも伝統の技術となっている「漆喰」に力を入れ、「製法」や「技術」を後世に伝えていければ良いなと僕は思っております。

漆喰のメリット、デメリット

漆喰のメリット

  • 仕上げパターンによって立体感のある壁に仕上がる
  • 調湿性に優れ、湿気の多い時は吸湿し、乾燥している時は放湿する
  • 漆喰はアルカリ性なのでアルカリ性に弱いカビの発生を防ぐ
  • 同じくアルカリ性でホルムアルデヒドを吸着分解します
  • 新築すぐでも新築特有のニオイがしない
  • 漆喰は燃えないので防火性に優れる

漆喰のデメリット

  • クロスと比べるとコストと工期がかかる
  • 「下地塗り→養生期間(季候により変わる)→漆喰上塗り」
  • 汚れを簡単には拭き取れない
  • (多少の汚れはタッチアップ、消しゴム、サンドペーパーで対応可)
  • 塗り替えの時、塗り厚や仕上げパターンによって容易ではない場合もある。
  • 全て職人による手作業なので多少のムラが出る。

クロスのメリット、デメリット

クロスのメリット

  • 模様の種類が豊富
  • コストも安く工期も早い
  • 汚れを拭き取れる種類もある
  • 張替えも容易で工期も早い

クロスのデメリット

  • 化学のりを使用
  • 一般的なクロスに調湿性、耐火性は無い
漆喰の写真
漆喰の壁

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漆喰の壁